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山鳥さんのコメントが長文だったので、ここで返信ということで。
しかも、ものすごい参考になる話で感動して涙を流すほど。
前日真面目に語り過ぎてまだ疲れているので、なあなあに話します…。
もう、内にたまったものを吐き出す勢いなので、どうもうまく語れてないなぁ…。






ノエは、シンイチローに対して恋愛感情を持っています。
「お前、俺が好きなのか?」あたり。名付けられない謎のもやもや、自分だけがハブにされて感じた何か。
それまでのノエは自分がよければそれでいい、と言いきれるぐらいの人物だったと思います。
自分の目的のために、シンイチローを巻きこみ、戸惑っているシンイチローなんて意に関せず。
しかし、シンイチローが悩み苦しんでいることに対して、「他人」に対して初めて自分から関わりを持とうとします。
シンイチローが悩んでいると苦しい、助けになりたい。
それは、シンイチローが飛ぶために必要なことだからと思っています。「涙」のためだと思っています。
で、言われて、「え、マジで?これ恋っすか?」と自分のモヤモヤに名前をつけられます。
恋愛感情というのはむちゃくちゃ曖昧な感情ですから。
ここにシンイチローとの出会いによって、初めてノエに変化が訪れたと言えます。
まあ、どっかで呟いた変化の拒絶とかの「怖い」の話。
変化であって、しかし、成長ではありません。
ノエの成長は、海での地べたとのゼルダみたいなやりとりの所でやっと訪れるのだと思っています。
シンイチローもまた、ここで生まれ変わろうとします。
二人の関係性(シンイチローの感覚として)は、戦友みたいなものだと思っています。
一緒に戦ってるんです。
そうして、山鳥さんの言うところの最後の涙である。
この最後の涙は「痛み」によるものだと思います。
ノエの成長もまた、「痛み」によるものです。
じゃあ、いかに「痛み」をノエに味あわせるかって話になるのか。
しかし、ノエと付き合う形での「痛み」ってどうすりゃいいんだ。
それとも結局、涙は流れないという話でいくのか。
あばばばばばば。
こういうことを書けば書くほどノエルート困難すぎワロタになってくる。



「他人による肯定」について。
これはまったく考えてなかったぁ…。
シンイチローへの懐き方は、そういったものへの憧れということか。
踊りを見て、やっぱ飛べるんだすごいよシンイチロー、ていうのは、確かに皆お前スゲーと褒めてくれることをしているシンイチローはスゲー、にも置き換えることが出来る。ような気がする。
いやいや、そうか、だからヒロミのことは認めていたんだ。
自分とまともに喧嘩してくれた、ということは、避けられずに受け止められたということだ。
ノエは避けられてきたのだから。
ああ、そうか。なんかちゃんと見てたのかよ俺って気分になった…。
ヒロミの重要性はシンイチローだけでじゃなくて、ノエにもあったんだ。
なんかこれはすごいことを発見した気分だ。




地べたの凄さに気づく何かとは。
これはやはり「痛み」なのかな、と。
地べたの凄さに気づく時、ノエにこれまでに無い色んなことが一気に起こります。
またシンイチローにしても、ちゃんとしていない自分を思い知らされて。
そうして、やっと、胸を張って生きている地べたの凄さに気づきます。



あかん、前が見えなくなってきた…。