乃絵ェ

true tearsとは。
ちょっとした自分のためのメモ。
ノエルートの模索。
書き殴り感情論。








変換がメンドイのでキャラ名はカタカナ。
そもそも、この物語はシンイチローとヒロミが両想いありきの話である。
色んな障害を乗り越えて、良かったねおめでとうの大団円で幕を閉じる。
そこが本筋ではある。
では、ノエはなんなのかというと、主人公である。
ノエという主人公の成長物語、これもまたtrue tearsの本筋であり、タイトルからして、主人公なのは間違いない。
「涙、あげちゃったから」という台詞より、ノエは涙を流さない女の子であり、生きる目的として、「綺麗な涙」を集めている。
そして、いつか、本当の涙を流せるようになるために。
というのも、また、本筋ではある。
この二つの物語の交錯こそがtrue tearsなのである、というのは、まあ見たら誰でも分かる話か。
アイちゃんは空気。




この話の大きな分岐点として存在するのが、ヒロミとシンイチローが兄妹かもしれない、という部分である。
ここから一気に話は展開する。
ヒロミがシンイチローに真っ直ぐ向かっていけなかった理由がこれであり、シンイチローにも一つの壁を作りだすのはこの話を聞いてからである。
この話を聞いたことで、ノエとの関係が進む。
二人が付き合うことになる。自分としては、ここが、ノエルートの分岐点だったのではないかと。
ここで、安易に付き合うことで、すでにノエルートは消滅したのだと思う。
「好き、だよなぁ」(だったか?)の台詞にあるように、シンイチローは無理矢理な思い込みでもって恋愛に向かおうとする。
今までの二人に恋愛という感情が全く入ってこなかったためだろう。
シンイチローはいつでもヒロミ一直線なのだから、これはしょうがない。
ここでシンイチローに悩ませる。とことん悩ませる。訳が分からなくなるほど悩ませる。ぶっ壊れる。
ここまで行かないと、積もり積もったヒロミへの思いが変化することなんてありえないのだから。
ノエに惹かれているという事実はあるのだから。
ここからの展開次第でなんとかノエルートを作り出すことが出来るんじゃないかと、僕は思うね!



ただ、この話のトゥルーエンドということならば、間違いなくヒロミENDだ。
両想いの成就に、ノエの涙。
ノエルートを作りだしたところで、ノエが涙を流せるのなんて、それこそ子供を産んだ時とかしか浮かばない。
例え、二人が別れたとしても、きっとノエは泣けないのだと思う。



乃絵ルートへの道は険しいな……。