ツンデレ書こうかな?

○ツン期のツンデレと掃除当番一緒になったらどうなるのかの考察?


「ちょっと、あんた掃除当番でしょ? 何帰ろうとしてるのよ」
「ちっ、ばれたか」
「『ちっ、ばれたか』じゃなーいっ! ほら、キリキリやる」
「はいはい」
「はい、は一回でいい」
「はいはいはいはいはいはいはいはいはいはい」
「うるさーい! もう分かったから掃除するわよ!」
「そうイライラするなよ」
「誰のせいだと思ってるのよ!」
「……あの日?」
「黙れ」
ゴギャッ
メギャッ
〜数分後〜
「よいっしょ、ふう。机重いー」
「無理するなよ、力仕事は俺がやるから」
「あ、ありがとう」
ひょい
「そんな重いか、これ?」
「私だって女の子だもん」
「ふーん」
(軽々持ってる。こいつも男なんだよね)
「机どかしたぞー」
「じゃあ、水拭きして終わりにしましょ」
「あいよ」
ゴシゴシ
ゴシゴシ
「うおー、なんか掃除が超楽しい。ヒャッホー」
ピラ←モップの棒の部分でスカートが捲れる擬音
「ちょっと動き回んないでよ。って、きゃあああ」
「あ、縞々」
「きゃー、きゃー」
ゴス、ゴス
「ちょ、モップで、ごふっ、殴ったら、ぶへらっ、人は、おごっ、死ぬ」
「忘れろー! 忘れろー!」
「……えへ」
「わーん。お嫁にいけなーい」
ダダダダダダ
「……残りは一人でやれってことか?」
薄れゆく意識の中で、意外と冷静なことを考えていた。
カクン