AIRみちのり編

はい、AIRみちのり編です。
これはAIRを見に行くまでの道中を、思い出し思い出し書いていこうという試みです。
はっきり言ってAIRとはまったく関係ないと言っても過言ではない。
つーか本当に関係ない。
んじゃ、レッツラゴー。


みちのり編
第1章  出発

それは後半ロスタイムに起こった。
奇跡。
俺にはそう思えた。
誰もが諦めていた。
初戦は引き分けか。
そう思っていた。
そして、見ていた全ての人が歓喜した。
そう我々は勝ったのだ。
我らが日本代表の勝利。
後半ロスタイム。
途中交代のFW大黒。
日本人最多得点。
知らない人もいたであろう。
代表初出場。
そして、初得点。
振り返りざま、いや振り返りもせずに振りぬいた左足。
彼の持ち味、どこからでもシュートをする。
それが見事にはまった。
遅れて笛が鳴る。
試合終了の合図。

俺「うおおおおおおおおおおおお!! 勝った勝った勝ったああああ!!」
A「おっしゃああああああああああああ!!」

ハイタッチする俺と友人A。

俺「だから言ったじゃんか。シュートすりゃ入るって。あいつ(GK)めっちゃ下手やん」
B「確かにシュート全然打たなかったもんね」
俺「じゃあ、日本勝ったし実家帰るわ」
A「今からかよ!」
俺「最初から言ってたじゃん。帰るって」
A「そういや」
俺「引き分けだったら帰らんかったけどな。じゃあ行くわ」
A「おう。気をつけて」
B「バイビー」
俺「じゃね」


友人宅を出て車に乗り込む。キーを挿しエンジンをかけ、ついでにタバコに火をつける。
実家に向かう。今大体十時。たぶん三時には着くだろう。
アクセルを踏み込み車を発進させる。

俺「さてと行くか」

これからの事に期待に胸を膨らませ、俺は向かう。
愛知県へ。





なんとなく物語っぽくした。
こうでもしないと日記に書くことがない春休み。