初恋

急に初恋のことを書きます。
引くかな?かな?
でも、書きます。
思い出してしまったので。


中学校にあがってからのことでした。
その子とはよく席が隣でした。
そうなると、自然と仲良くなるのが中学生です。
休み時間に喋るのは大概その子とでした。
2年生になった時、また同じクラスになりました。
それからもよく近くの席になりました。
それはいつからだったのか、僕はその子のことをすきになっていました。
それまで、意識することはなかったのに。
それが思春期ってやつなのでしょう。
それから、ふと気づいてしまいました。
その子が自分とは別の人が好きなことに。
なぜ分かったのか。
それは、いつもその子を目で追っていたから。
だから、その子が誰を見ているのか。
それが分かってしまいました。
3年生にあがった時に別のクラスになりました。
そして、そのまま卒業。
その子は頭がよかったので別の高校に進学しました。
結局、告白はしませんでした。
マンガみたいに『ふられるとわかっているのに告白』なんてできませんでした。
その後、その子とは会っていません。
もう会うことはないでしょう。
元気でいてくれるとうれしいです。


初恋は甘酸っぱいものです。